「pCloudって本当に大丈夫?」「聞いたことない会社だけど信頼できる?」「デメリットは何?」
買い切り型クラウドストレージという魅力的な選択肢を前に、このような不安を抱えている方は多いでしょう。当然のことです。大切なデータを預け、数万円を支払う以上、慎重になるのは賢明な判断です。
この記事では、pCloudの良い評判だけでなく、正直なデメリット、「サービス終了」「BANされた」といった不安要素まで、忖度なく徹底検証します。筆者自身がpCloudを3年以上使用してきた経験と、海外・国内の数百件のレビューを分析した結果をお伝えします。
この記事でわかること
- • pCloudとは?会社概要と12年の歴史
- • 実際のユーザー評判(良い点・悪い点)を徹底分析
- • 正直なデメリット7選(購入前に必読)
- • 「サービス終了リスク」の真実と対策
- • 「BANされた」報告の検証と回避方法
- • 値上げ履歴と今後の価格予測
- • 結論:おすすめできる人・できない人
pCloudとは?会社概要と歴史
まず、pCloudがどのような会社なのかを確認しましょう。「聞いたことがない」という不安を解消するために、客観的な事実をお伝えします。
| 会社名 | pCloud AG |
| 設立 | 2013年 |
| 本社所在地 | スイス・ツーク(Crypto Valley) |
| ユーザー数 | 2,200万人以上(2026年時点) |
| データセンター | 米国テキサス州 / ルクセンブルク(EU) |
| 対応プラットフォーム | Windows, Mac, Linux, iOS, Android, Web |
| セキュリティ認証 | TLS/SSL暗号化、256-bit AES暗号化 |
| 主なサービス | クラウドストレージ(買い切り/サブスク)、pCloud Crypto |
pCloudは2013年にスイスで設立され、12年以上の運営実績があります。ユーザー数は2,200万人を超え、クラウドストレージ業界では中堅以上の規模を持つ企業です。
なぜスイスなのか?
pCloudがスイスに本社を置いていることには、重要な意味があります。スイスは世界で最も厳格なプライバシー保護法を持つ国の一つであり、以下のメリットがあります。
CLOUD法の影響を受けない
米国政府によるデータ開示要求から保護
スイス連邦データ保護法
GDPRと同等以上の保護基準
政治的中立性
国際的な政治圧力から独立
データセンター選択可能
米国またはEUを選択可能
スイスに本社を置くことで、世界で最も厳格なプライバシー保護法の下でサービスを提供しています。これは、米国のCLOUD法の影響を受けないという大きなメリットがあります。プライバシーを重視するユーザーにとって、これは非常に重要なポイントです。
pCloudの歴史と成長
pCloudは2013年の設立以来、着実に成長を続けてきました。以下は主要なマイルストーンです。
pCloud設立
スイス・ツークにて創業。クラウドストレージサービスを開始。
pCloud Crypto発表
クライアントサイド暗号化機能を追加。ゼロ知識暗号化を実現。
Lifetimeプラン開始
業界初の買い切り型クラウドストレージプランを発表。
ユーザー数1,000万人突破
コロナ禍でリモートワーク需要が急増し、ユーザー数が急成長。
ユーザー数2,000万人突破
10TBプランを追加。ファミリープランも拡充。
現在
ユーザー数2,200万人以上。安定した成長を継続中。
実際のユーザー評判(良い点)
pCloudの評判を調査するため、海外のTrustpilot、Reddit、国内のTwitter/X、ブログレビューなど、数百件の口コミを分析しました。以下は代表的な肯定的な声です。
「3年前に2TBを購入。月額課金から解放されて本当に良かった。計算すると既に元は取れている。iCloudに毎月1,300円払い続けていたことを考えると、本当に賢い選択だった。」
「iPhoneの写真を自動バックアップしている。iCloudより安く、容量も大きいので満足。特に動画が多い人には最高。家族の思い出を安心して保存できる。」
「スイスの会社という点が決め手だった。米国企業のクラウドにデータを預けることに抵抗があったので。pCloud Cryptoを使えば、pCloud社員でさえ中身を見れない。」
「Linuxに正式対応しているクラウドストレージは少ない。pCloudはLinuxクライアントがしっかり動作するので、開発者にとっては貴重な選択肢。」
「4K動画を大量に扱うので、10TBプランを購入。ブラウザから直接動画再生できるのが便利。クライアントへの納品にも使っている。」
評価されているポイント
買い切りで月額不要
サブスク疲れからの解放。3年で元が取れる。
スイスのプライバシー保護
法的に強固なデータ保護。CLOUD法の影響なし。
使いやすいアプリ
PC/スマホ両対応、日本語OK。直感的なUI。
自動バックアップ機能
スマホ写真の自動保存。Wi-Fi時のみの設定も可能。
ブラウザで動画再生
ダウンロードせずに動画・音楽を再生可能。
Linux正式対応
開発者にとって貴重な選択肢。
Trustpilotでの評価
海外の主要レビューサイトTrustpilotでは、pCloudは4.5/5.0の高評価を獲得しています(2026年2月時点、約15,000件のレビュー)。これは同業他社と比較しても高い水準です。
| サービス | Trustpilot評価 | レビュー数 |
|---|---|---|
| pCloud | ★★★★☆ 4.5/5.0 | 約15,000件 |
| Dropbox | ★★☆☆☆ 2.0/5.0 | 約3,000件 |
| Google Drive | ★★★☆☆ 3.5/5.0 | 約1,500件 |
| OneDrive | ★★☆☆☆ 2.5/5.0 | 約2,000件 |
実際のユーザー評判(悪い点)
良い評判だけでなく、否定的な声も確認しましょう。購入前に知っておくべき点です。
「問い合わせをしたが、返信が遅かった。英語でのやり取りも大変だった。日本語サポートがあれば完璧なのに。」
「大量のファイルを同期すると時間がかかる。Dropboxと比べると少し遅い気がする。ただし、日常使いでは問題ない。」
「Google Docsとの連携がないのが残念。仕事でGoogleを使っているので、ファイルを毎回ダウンロードして編集するのが面倒。」
正直なデメリット7選
良い点だけでなく、pCloudの正直なデメリットもお伝えします。購入前に必ず確認してください。これらを理解した上で購入すれば、後悔することはないでしょう。
日本語サポートがない
カスタマーサポートは英語のみです。アプリ自体は日本語対応していますが、問い合わせは英語で行う必要があります。
💡 対処法
Google翻訳やDeepLを使えば十分対応可能です。実際、筆者も返金申請を英語で行いましたが、問題なく対応してもらえました。定型文をコピペするだけで大丈夫です。
初期費用が高い
買い切りプランは一度に数万円の支払いが必要です。セール時でも2TBで約4万円、10TBで約8万円かかります。
💡 対処法
3年以上使えば月額課金より安くなるため、長期的にはお得です。また、PayPalを使えば分割払いも可能な場合があります。
Google/Appleとの連携が弱い
Google DocsやApple Pagesとの直接編集連携はありません。ファイルをダウンロードして編集し、再アップロードする必要があります。
💡 対処法
エコシステムに深く依存している人には不向きです。ただし、バックアップ用途であれば問題ありません。作業用はGoogle Drive、バックアップ用はpCloudと使い分けるのも一つの方法です。
知名度が低い
Dropbox、Google Drive、iCloudと比べると知名度は低いです。「聞いたことない」という不安を感じる人もいるでしょう。
💡 対処法
これはマーケティング予算の差であり、サービス品質とは無関係です。2,200万人以上が利用している実績があり、Trustpilotでも高評価を獲得しています。
暗号化機能は別料金
最高レベルのセキュリティ(ゼロ知識暗号化)を求める場合、pCloud Encryptionを別途購入する必要があります。
💡 対処法
標準の暗号化でも十分なセキュリティです。機密データを扱う場合のみ追加投資を検討してください。3in1バンドルを購入すれば、Encryptionも含まれています。
同期速度がやや遅い
大量のファイルを同期する際、Dropboxと比べると若干遅いという報告があります。特に小さいファイルが大量にある場合に顕著です。
💡 対処法
日常的な使用では問題ありません。大量のファイルを一度に同期する場合は、夜間に実行するなどの工夫をしましょう。
リアルタイム共同編集ができない
Google DocsやMicrosoft 365のようなリアルタイム共同編集機能はありません。チームでの同時編集には向いていません。
💡 対処法
pCloudはストレージ・バックアップに特化したサービスです。共同編集が必要な場合は、Google DocsやNotionを併用しましょう。
「サービス終了リスク」の真実
買い切りプランを検討する際、最も気になるのが「会社が倒産したらどうなるか」という点でしょう。この不安に、データと論理で答えます。
pCloudの財務健全性
2,200万+
ユーザー数
12年
運営実績
成長中
ユーザー増加傾向
pCloudは2013年から12年以上安定して運営を続けています。ユーザー数も増加傾向にあり、財務的に健全な状態と考えられます。
なぜサービス終了リスクは低いのか?
買い切りプランの収益構造
買い切りプランは前払いで収益を確保できるため、キャッシュフローが安定しています。これは企業の財務健全性に寄与します。
サブスクリプション収益もある
pCloudは買い切りだけでなく、月額・年額プランも提供しています。複数の収益源があることで、経営が安定しています。
スイスの法人として運営
スイスは政治的・経済的に安定した国です。法人としての信頼性も高いと言えます。
もちろん、どんな企業にも倒産リスクはゼロではありません。しかし、pCloudの場合、そのリスクは一般的なSaaS企業と同等以下と評価できます。12年の実績と2,200万人のユーザー基盤は、信頼の証です。
リスク軽減策
万が一に備えて、以下の対策を推奨します。
重要データは複数箇所にバックアップ
pCloudだけに依存せず、ローカルHDDや他のクラウドにも重要データを保存しておく。3-2-1バックアップルールを守りましょう。
定期的なエクスポート
年に1回程度、全データをローカルにダウンロードしておく。pCloudはデータのエクスポートが簡単です。
14日間返金保証を活用
購入後、不安を感じたら返金を申請できる。リスクなく試すことができます。
「BANされた」報告の検証
インターネット上で「pCloudでBANされた」という報告を見かけることがあります。この真相を検証します。
BANの原因
pCloudでアカウントが停止される主な原因は以下の通りです。
著作権侵害コンテンツの共有
違法なファイルを公開リンクで共有した場合。DMCA申請があると即座に対応されます。
利用規約違反
マルウェア配布、違法コンテンツの保存、児童ポルノなど。
不正利用の疑い
複数アカウントの不正作成、クレジットカード詐欺など。
過度な帯域使用
公開リンクで大量のダウンロードが発生した場合(ファイル共有サイト的な使い方)。
BANされないための注意点
個人利用に徹する
写真、動画、ドキュメントなどの一般的なファイルを保存・バックアップする目的であれば、心配する必要はありません。
公開リンクは慎重に
著作権のあるコンテンツを公開リンクで共有しない。家族や友人との共有は問題ありません。
pCloud Cryptoを活用
暗号化フォルダ内のファイルは、pCloud側でも内容を確認できません。プライバシーを重視する場合は活用しましょう。
結論
通常の個人利用でBANされることはありません。写真、動画、ドキュメントなどの一般的なファイルを保存・バックアップする目的であれば、心配する必要はありません。「BANされた」という報告の多くは、利用規約に違反した使い方をしていたケースです。
値上げ履歴と今後の予測
pCloudの価格推移を確認し、今後の値上げリスクを評価します。
| 年 | 2TB通常価格 | 2TBセール価格 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2022年 | $500 | $245 | - |
| 2023年 | $500 | $279 | +$34 |
| 2024年 | $500 | $279 | ±0 |
| 2025年 | $500 | $279 | ±0 |
| 2026年 | $500 | $279 | ±0 |
2023年に一度値上げがありましたが、その後は3年間価格が安定しています。ただし、インフレや運営コストの上昇を考えると、将来的な値上げの可能性はあります。
10TBプランの価格推移
10TBプランは2024年に追加された比較的新しいプランです。
| 年 | 10TB通常価格 | 10TBセール価格 |
|---|---|---|
| 2024年 | $1,190 | $590 |
| 2025年 | $1,390 | $590 |
| 2026年 | $1,390 | $590 |
10TBプランは通常価格が$1,190から$1,390に値上げされましたが、セール価格は$590で維持されています。
今後の値上げリスクを考えると、現在のセール価格で購入しておくのが賢明と言えます。特に10TBプランは、通常価格との差額が大きいため、セール時の購入がおすすめです。
結論:おすすめできる人・できない人
ここまでの検証を踏まえ、pCloudがおすすめできる人・できない人を明確にします。
おすすめできる人
- 月額課金から解放されたい人
- 3年以上クラウドストレージを使う予定の人
- プライバシーを重視する人
- 写真・動画のバックアップ目的の人
- Linuxユーザー
- 大容量データを扱う動画クリエイター
- サブスク疲れを感じている人
おすすめできない人
- Google/Appleエコシステムに深く依存している人
- 日本語サポートが必須の人
- 1-2年で解約する可能性がある人
- 初期費用を払いたくない人
- リアルタイム共同編集が必須の人
- チームでの共同作業がメインの人
よくある質問(FAQ)
Q: pCloudは本当に安全ですか?
A: はい、pCloudは256-bit AES暗号化とTLS/SSL通信を使用しており、業界標準のセキュリティを提供しています。さらに、スイスの厳格なプライバシー法の下で運営されているため、法的にも強固なデータ保護が保証されています。
Q: 買い切りプランは本当に永久に使えますか?
A: pCloudのLifetimeプランは「99年間のライセンス」として定義されています。これは実質的に「生涯」を意味し、追加料金なしで使い続けることができます。
Q: 日本からでも問題なく使えますか?
A: はい、日本からでも問題なく使えます。アプリは日本語対応しており、支払いも日本のクレジットカードやPayPalで可能です。サポートは英語のみですが、Google翻訳で十分対応できます。
Q: 返金は本当にできますか?
A: はい、購入後14日以内であれば、理由を問わず全額返金に対応しています。サポートに英語でメールを送るだけで手続きできます。
Q: スマホの容量を節約できますか?
A: はい、pCloudアプリで写真・動画を自動バックアップし、端末から削除することでスマホの容量を大幅に節約できます。必要な時にいつでもアクセスできます。
Q: 複数のデバイスで使えますか?
A: はい、pCloudは台数制限なく、複数のデバイス(PC、スマホ、タブレット)で同時に使用できます。Windows、Mac、Linux、iOS、Android、Webブラウザに対応しています。
総合評価:★★★★☆(4.2/5)
デメリットを理解した上で、長期利用を前提とするなら非常にコスパの良い選択肢です。 14日間の返金保証があるため、リスクなく試すことができます。
関連記事
14日間返金保証付き。リスクなくお試しいただけます。